第32回全国大会A

全国大会前日は雨。都内近郊にてリハーサルを行っていた私達は、本番当日の、まさに「その時」を目指しながら、着実にコンディションを整えていきました。全員が手ごたえをつかみ、一夜明け、いよいよ当日の朝を迎えます。
前日からの雨は、この日も朝から断続的に降り続け、時間が経つごとにさらに風雨が強くなりました。しかし、メンバーの顔はそんな雨に屈しない、晴れやかな表情になっていました。
都内の会場で短時間の調整を終えた私達は、お昼過ぎに武道館へ到着。ここでさらに雨は強くなり、横殴りの暴風雨、という状況でした。しかし、本番の時間、15時56分を目指して私達はさらにテンションを高めていきます。いかに悪天候という中でも、本番へのコンディションを最高潮にしていくため、メンバー・スタッフが一致団結して準備を進めました。

そして、一般の部の22番目、いちばん最後の出番となるバンガードは、いよいよ決戦の舞台へと向かっていきます。
フロアに入る直前、東入場口では、これまでの苦悩と葛藤、自身の奮闘を思い返し、そして、最後まで共に走りぬいてきた友と握手を交わし時を待ちました。そして、いよいよ胸に秘めた「誓い」を果たし行くため、「使命」を果たし行くためにフロアへと進んでいきました。
入場合図の「時報」が鳴り響くと、「蛍光グリーン」のラインが入った真っ黒な衣装に身を包んだメンバー達が織り成す「THE DIAMOND MISSION」のショーの始まりです。右肩には「ケミカルライト」が光っており、近未来的なイメージのカラーリングが、武道館のフロアの上で舞い始めました。

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