初の出雲遠征!
『出雲ドーム2000人の吹奏楽』!!

Report 2006.09.16


私達、創価ルネサンスバンガードは、西尾理弘出雲市長の招聘により、9月15日から17日までの3日間の日程で、島根県出雲市に遠征してまいりました。
今回、木造建築として有名な出雲ドームにて開催されました『第15回 2000人の吹奏楽』に特別ゲストとして出演。最後まで、出雲の皆様の真心に包まれての、歴史に残る大成功の遠征となりました。


空港でのお出迎え
出発前から多くの方々より、様々な激励、応援のメッセージを頂戴するなかで、メンバー全員が感謝の思いをかみしめながら、9月15日に、第一陣・第二陣が出雲の地に無事到着。
当初より台風の影響が懸念され、天気も雨の予報でしたが、まるでバンガードを歓迎してくれるかのように、飛行機を降り立つと爽やかな風が吹き、大変きれいな夕焼けを見ることが出来ました。 そして空港ロビーでは、出雲の同志の皆様が、「ようこそ山光の地へ」との横断幕を掲げてくださり、メンバー全員が驚きとともに大きな感動に包まれました。その際、代表のメンバーに花束も頂戴するなど、真心からの歓迎本当に有難うございました。

メンバーはまず「創価学会出雲文化会館」へ。ここではさらに多くの同志の皆様が、大きな歓声とともに温かく迎えてくれ、その明るく、元気一杯の笑顔に、私達の移動の疲れも一瞬で吹き飛びました。その後わずかな時間ではありましたが、交歓会を用意して頂きました。
まず島根県音楽隊の同志が、マンドリンで「川の流れのように」の歓迎を演奏してくださいました。また婦人部の皆様より、私達へのお土産として、宍道湖で取ったシジミを使った手作りのストラップ、そして、オリジナルのカードを戴きました。カードの裏には、「バンガードだれんもの まげな演奏 だんだん」(標準語で、バンガードの皆さんの 素晴らしい演奏 ありがとうございました。)のメッセージが。メンバーは初めて聞く出雲弁に、最初は戸惑いながらも、楽しく学ぶことができました。「だんだん!!」
バンガードからは、感謝の思いを込めて「威風堂々の歌」「フォーエバー・センセイ」の2曲を演奏させていただきました。
会館を後にする最後の最後まで、「がんばれ!」「ありがとう!」と見送って下さった出雲の皆様の「励まし」と「真心」に触れ、メンバーは感謝の思いを胸に、いよいよ「2000人の吹奏楽」の大成功へと、新たな「決意」をさせて頂きました。


感謝の演奏


出雲の同志の皆様

島根県音楽隊の演奏

さて翌16日は、いよいよ「2000人の吹奏楽」が17時より開幕。
開会セレモニーでバンガードは、「マーチング・ドリーム」を演奏しながらの入場行進をしました。共演した学校の皆様の、技術の高い、すばらしい演奏が続き、私たちメンバーも大変に驚かされるとともに、多くのことを学ばせていただきました。
バンガードの演目として、第一部では各セクション別のステージを披露させていただきました。まずカラーガード・セクションが、「JUKE BOX」の曲にのせて躍動感溢れる演技を披露。続いてパーカッション・セクションが「マダガスカル」と題したアンサンブルを、最後にブラス・セクションが「SPACE MUSIC」「In the Stone」を演奏しました。そして第一部の最後として、全体で「情熱大陸2006」を演奏し、情熱溢れるバンガード・サウンドに場内から多くの拍手を頂きました。


セクション・ステージ


メインショー

第二部では、バンガードの「メインショー」を、今シーズン初披露。
昨年に引き続き、「大空」をテーマにした今回のショー。トランペットのファンファーレが高らかに鳴り響きショーがスタートし、ドラマティックなバラード、嵐を表現したドラムソロ、そして大鷲が雄々しく飛ぶがごとく、ダイナミックなエンディングと続き、場内からはどよめきと歓声が巻き起こりました。今シーズン初披露ということでしたが、堂々とした演技をすることができました。

メインショーが終わり、いよいよフィナーレ。「メモリー」の五重奏をバンガードの選抜メンバーにて行い、出演者全員による、「メモリー」の大合奏となりました。最後には、場内が暗転となり、小学生の皆さんが手に持ったケミカルライトが幻想的な彩りを加え、まさに光と音が融合した、感動的なフィナーレとなりました。


フィナーレ

さて、一夜明けた17日には、「IZUMO マーチング クリニック」が開催されました。出雲市の学校の皆様に、日頃私達が日本一を目指して取り組んでいる練習を見ていただき、また一緒に演奏練習をするというすばらしい機会となりました。わずかな時間ではありましたが、マーチングを心から愛する皆様と、非常に有意義な時間を共有することができました。


交歓会

そして、あっという間に出雲の地を発つ時が近づいてきました。再度立ち寄った「出雲文化会館」でも、私達がバスに乗り込み、走り去るまで、皆様に暖かく見送っていただきました。空港へ到着すると、出発ロビーに大勢の同志の皆様が!「バンガード だんだん」との横断幕を掲げ、大勢の方々が見送りに来て下さっていたのです。皆で記念撮影をし、名残惜しく別れを告げ、メンバーは機内へと乗り込みました。いよいよ飛行機が離陸する瞬間、ふと窓から外を見ると、展望ブリッジに何人もの人影が。そこには、最後の最後まで力いっぱい手を振って下さる出雲の同志の姿が見えました。その真心に、ぐっと胸が熱くなりました。あの光景はメンバー全員、一生涯忘れることはできません。
今回の出雲遠征で、何より私達は出雲の皆様より、「友を思い、励ましていく心」を教えてもらいました。この思いを決して忘れることなく、自己の課題に挑戦し、さらなる「勝利の大空」へと飛翔してまいります。
最後に、バンガードの招聘にご尽力を頂きました、西尾理弘出雲市長を始め、関係者の方々、また共演させて頂きました出雲市の小中高校の皆様、そしてご来場くださった文化をこよなく愛する出雲の皆様に、メンバー一同、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。

創価ルネサンスバンガード 楽団長 織田信幸