さらに高く ― 新たな挑戦へ!
全国大会が終了しました!

Report 2007.01.14


第34回全国大会

私達、創価ルネンサンスバンガードは、去る1月14日(日)に、東京都千代田区の日本武道館にて開催されました「第34回マーチングバンド全国大会 一般の部」に出場し、堂々第2位の成績を残すことができました。 当日会場に足を運んで下さいました皆様、また、これまで応援して下さいました全国そして全世界の皆様に、メンバー一同心より感謝申し上げます。 本当に有難うございました。

通算9度目のグランプリ獲得を目指して臨んだ今回の全国大会。
昨年に引き続き「空」をテーマとし、今回はタイトルを「EXCELSIOR」(エクセルシア:さらに高く!)と掲げ、まさに日本一のマーチングを目指し、今まで以上に斬新なショー作りに挑戦をしてきました。

前日、そして当日の朝と最高の状態でリハーサルを終え、私たちは午後1時30分に、バスで日本武道館へ到着。この日は、朝からすばらしい快晴に恵まれ、すでにメンバーのやりきったという充実感あふれる表情がより一層輝いていました。
本番前、皆で集まり、1年間悔いなくやりきったお互いの健闘をたたえ合うとともに、全員がお互いを信じ、最高の団結で、歴史に残る演奏をしようと誓い合いました。
いよいよ本番直前。お互いにがっちりと握手を交わすメンバー、また静かに目を閉じてその時を待つメンバー。
そして、ついにその瞬間が訪れました。

「ピッ ピッ ピッ ポーン」午後3時34分時報が鳴り、いよいよバンガードが堂々の入場です!
場内が大歓声に包まれる中、今回は隊列を組んでの入場。途中より「フッ! ハッ!」の掛け声がだんだんと大きくなり、最後の「フゥ―― ハッ!!」という掛け声と同時に、トランペットが高らかに鳴り響き、いよいよショーがスタートしました。
オープニングは、大鷲が雄々しく羽ばたくがごとく堂々と。そして、まさに大空を自在に翔けめぐるようなスピード感溢れるドリルと演奏。
場面は転換し、バラードでは、雲をイメージしたフラッグとボールを使い、雄大な空を演出。
続くドラムソロでは、「嵐」を表現。ミステリアスな雰囲気から一転、一気に暗雲を突き破り大空へと飛翔するようにエンディングへと突入。
ダイナミックな動きと、力強いバンガードサウンドに会場内の興奮も最高潮に!
最後は、大空に浮かぶ雲のごとくパラシュートが浮かび上がり、その中を「鷲」が力強く飛び立ちました!
鳴り止まぬ大拍手と歓声。まさしくバンガード史上最高の演技でした。
「やったぁ!」「最高だったよ!」と共に握手し、抱き合うメンバー。どの顔にも笑顔と涙が溢れ、そこには、まぎれもなく自身の戦いに完全勝利した一人一人の姿がありました。

第34回全国大会 迎えた表彰式、残念ながら結果は第2位となりました。
精一杯応援と励ましを送っていただいた皆様に、勝利をお届けできなかった悔しさは残りましたが、「史上最高のショー」を演じたメンバーの顔は晴れ晴れとしていました。
そして新たな誓いを胸に、私達はバスに乗り込み、武道館を後にしました。
私たちは、これからも今回のテーマ「エクセルシア」のごとく、どんな困難をも悠然と乗り越えゆく、さらに強い一人一人になってまいります。

最後に、日頃よりメンバーを陰で支えて下さいます、ご家族の皆様、またメンバーの友人の皆様、全国・全世界の皆様、本当に本当に有難うございました。
バンガードは、どこまでも「さらに高く!」挑戦の心で進んでまいります!

創価ルネサンスバンガード 楽団長 織田信幸